2012年08月06日

ゾンビサバイバル Side:レイジ

●戦いの始まり
大量のゾンビによって荒廃した世界。
いつの間にか皆とはぐれ、ひとりになってしまった。
正直なところ、心細い。
仲間たちの中で唯一、戦闘のできない私が単独行動をしているのだ。
早く誰かに会わなくては。
そう思い、歩き出す。

●1日目
生存者に、遭遇した。
遭遇した、というより、勝手についてきた。
とんでもなく足手まといな、お調子者の青年。
気付いたらいなくなっていたが、ひどく疲れてしまった。
[HP:97/食料:95//同行者・アイテム:なし]

●2日目
「お兄さんお兄さん、よかったら、あたしを連れて行かない?」
突然声をかけられ、冷や汗が出た。
振り返ると、女性が敵意はないと言いたげに、両手を挙げていた。
「ム……。ひとり、なのだろうか?」
「そうなのよ。仲間、死んじゃってさ……。戦闘、苦手分野なんだよね、あたし」
私も、戦闘は苦手、なのだが……。
「私は戦闘はできないが、こんな場所で女性を1人で歩かせるわけにはいかない。仲間を探しているのだが、共に、きてもらえるだろうか」
「うんっ! ありがと、お兄さん。あたし、ハルカっていうんだ」
「ム、御剣怜侍だ。よろしく頼む」
[HP:97/食料:94//同行者・アイテム:足手まといの美女〔ハルカ〕(探索:食糧+1、戦闘:被ダメ+1)]

●3日目
高そうな上着を着た死体に出会った。
ハルカさんが死体を探る。
上着のポケットから無人のシェルターの鍵を見つけた。
ありがたくいただいておこう。
(アイテム扱い。以降【休息】が出るたび、その内容を「HP:+1 食糧:−2」に変更してもよい)
[HP:97/食料:92//同行者・アイテム:足手まといの美女〔ハルカ〕(探索:食糧+1、戦闘:被ダメ+1)/無人シェルターの鍵(休息:HP+1、食料-2に変更できる)]

●4日目
アウトドア用品店を発見した。
使えそうな物はないか、探してみることにした。
平和だった頃が早くも遠い昔の夢のように思える。
「ふム……貰っておくとするか」
歩きにくい上にボロボロになってしまった革靴を脱ぎ、陳列されていた安全靴を履いた。
「御剣さん! イイモノあったよ!」
ハルカが食糧を探し出してきた。
他には何もなさそうだ。
店を後にしてしばらく歩いていると、ハルカが声をあげた。
「あっ、カギがない! うう、落としちゃったのかな……」
「ム……気にすることはない。先を急ぐとしよう」
そうそう使えるものでもないだろうし、何より彼女を落ち込ませるのは気が引けた。
私たちは再び歩き出した。
[HP:97/食料:92//同行者・アイテム:足手まといの美女〔ハルカ〕(探索:食糧+1、戦闘:被ダメ+1)/安全靴(探索:消費食料-1)]

●5日目
道路を歩いていた。
遠くにゆらりと、影が見えた。
ヒト、にしては大きいようにも思える。
近付くにつれ、それの輪郭がはっきりとしてくる。
クマだった。
道路の真ん中に、クマがいたのだ。
動物園から逃げたのだろうか。
急いで元来た道を逃げようとしたが、遅かった。
あっという間に距離を詰められた。
そこで、気付いた。
このクマも、ゾンビだ。
ただでさえ我々は戦闘がニガテだというのに、初めての相手はクマか!
ハルカくんと共に戦い、相手が怯んだ隙になんとか逃げることができた。
しかしやはり、多少の傷は負ってしまった。
いや、殺されなかっただけ、マシだったか。
[HP:84/食料:91//同行者・アイテム:足手まといの美女〔ハルカ〕(探索:食糧+1、戦闘:被ダメ+1)/安全靴(探索:消費食料-1)]

●6日目
「あの、お兄さん……」
どこからか、声が聞こえた。
辺りを見回すと、少し離れた物陰に、若い女性がいた。
どうやらゾンビではないようだ。
手招きをされ、そちらへ歩み寄る。
「アイツ、怪しいよ。気をつけて」
ハルカくんが小さな声で、私にそう伝えてきた。
特に怪しいようにも思えないが、こんな世界だ。
警戒するに越したことはないだろう。
近付くと、女性は物陰から出てきた。
「なっ……! そ、そのような格好は、その、少々、アレではないか……」
下着しか着けていないような、ひどく露出の多い格好をしていた。
顔が熱くなるのがわかる。
思わず目を背けた。
「お姉さん、これ着なよ」
ハルカくんが自分の上着を差し出した。
女性は素直に受け取り、上着を羽織った。
「あの、ご相談があるのですが……。その、私、1人で逃げていて、ゾンビに襲われて、服を、奪われてしまいました。その、戦えないものですから……よろしければ、同行させていただきたいのですが……」
「……わかりました。数少ない生存者を、置いていく理由はありません」
私は警戒しながらも、女性の申し出を承諾した。
が、夜に、突然ハルカくんに起こされた。
「御剣さん、起きて。アイツ、食糧を……」
ハルカくんが言いかけたとき、女性が食糧をいくつか持って駆け出した。
「ほら、御剣さん、追うよ!」
幸い、道は多くない。
駆け出したハルカくんから離れないように、必死に走る。
不意に、ハルカくんが立ち止まった。
「はぁ、はぁ……。ハルカくん、どう……」
どうしたのだ、と聞こうとして、聞けなかった。
目の前で、ゾンビたちが何かを食っていた。
それは既に原型を留めていなかったが、ハルカくんの上着を纏っていた。
「……バカだなぁ。あたしたちと一緒にいれば、こんなことにはならなかったのに」
言葉が、出なかった。
死体など見慣れているが、こんなむごい死に方など……。
「ほら、あっち行け!」
ハルカくんが群がっていたゾンビたちを追い払った。
「あたしの上着まで犠牲にしちゃって……許さないんだからね」
言いながら、持っていたスコップで女性だったカタマリに土をかけていく。
私はその光景を、ぼうっと見ていた。
「……さ、行こう。御剣さん」
ハルカくんに手を引かれ、私は再び歩き出した。
[HP:84/食料:87//同行者・アイテム:足手まといの美女〔ハルカ〕(探索:食糧+1、戦闘:被ダメ+1)/安全靴(探索:消費食料-1)]

●7日目
突然ゾンビに襲われ、私を庇ったハルカくんが噛まれてしまった。
治療薬は持っていない。
「御剣さん、ありがと。あたしなら大丈夫! 自力で治療薬みつけてやるんだから! でも、もし、みつからなかったら、御剣さんが危ないから。ここでお別れ! また、どこかで会おう」
ハルカくんはいつもの笑顔でそう言って、走り去ってしまった。
追いかけることができなかった。
何もできない悔しさを噛み締めながら、私は再び、独り歩を進めた。
[HP:84/食料:87//同行者・アイテム:安全靴(探索:消費食料-1)]

●8日目
久々の単独行動で不安だったが、安全そうなホテルを発見した。
今日はゾンビに襲われることもなく、ゆっくり休めそうだ。
[HP:89/食料:84//同行者・アイテム:安全靴(探索:消費食料-1)]

●9日目
廃ビルを発見し、探索する。
誰もいないようだった。
そこにあったパイプベッドで休むことにした。
ハルカくんは、生きているだろうか。
烏山くんは、ガノートくんは、ロウ捜査官は、ミクモくんは、ライくんは、どうしているだろうか。
生きて、いるだろうか。
そんなことを考えて、ふっと笑みがこぼれる。
私が一番弱いのだ。
彼らが、そう簡単に死ぬなど、ありえない。
そんな結論を出して、私は目を閉じた。
静寂が空間を支配し、私は眠りに落ちる。
ギシッと音がして、私は反射的に飛び起きた。
ベッドの下にいたらしいゾンビが襲い掛かってきた。
敵は1体。
私は戦闘は全くできないが、検事だ。
人体の急所などはよくわかっているつもりだ。
その知識を活かし、なんとか応戦する。
相手の動きが遅いため、隙を見て、攻撃を受ける前に叩き込む。
なんとか直接的なダメージを受けずに逃げ切ることができたが、精神的な疲労はひどいものだった。
[HP:80/食料:83//同行者・アイテム:安全靴(探索:消費食料-1)]

●10日目
ある家の窓に、人影が見えた。
ドアをノックしても、返事はおろか、物音すらしない。
失礼だと思いながら、ドアノブを捻ってみれば、簡単に開いてしまった。
開いたドアの先にあった光景は、複数人の死体だった。
玄関の死体だけ、動かされたような跡があった。
私の前にも誰かここへ立ち寄ったのだろうか。
食糧は残っていないだろう。
少しだけ、休ませて貰うことにした。
[HP:85/食料:79//同行者・アイテム:安全靴(探索:消費食料-1)]

●11日目
「これは……電車か」
横転したまま放置されている電車があった。
ゾンビもいないようだし、ここで休むとしよう。
寝転がってみると、座席は傾いているが、意外と悪くない。
ただ、広い車内に1人でいることが、少々心細さを感じさせる。
[HP:89/食料:77//同行者・アイテム:安全靴(探索:消費食料-1)]

●12日目
今日は雨か……。
雨が降る中、林近くの工事現場を捜索した。
残されていたチェーンソーを貰っていくことにした。
こんな物騒なもの、扱い方など知らんぞ。
[HP:89/食料:74//同行者・アイテム:安全靴(探索:消費食料-1)/チェーンソー(戦闘:被ダメ-3)]

●13日目
廃屋に転がった死体のそばに手紙を見つけた。
『彼の研究……家族を……だが何かが狂った……人類のため……「館」の中に残され……』
かすれてよく読めない。
館、とは、何のことだろうか?
[HP:89/食料:71//同行者・アイテム:安全靴(探索:消費食料-1)/チェーンソー(戦闘:被ダメ-3)]

●14日目
「奴らに目にもの見せてやる!」
男性がゾンビに突っ込んだ。
油断して弾切れしたらしく、あっさり噛まれた。
男はゾンビ化し、こっちに向かってきた!
「迷惑な……!」
扱えないチェーンソーに振り回されながら、男を撃退した。
[HP:85/食料:69//同行者・アイテム:安全靴(探索:消費食料-1)/チェーンソー(戦闘:被ダメ-3)]

●15日目
元医者らしき者と遭遇したが、特に何もなかった。
[HP:85/食料:68//同行者・アイテム:安全靴(探索:消費食料-1)/チェーンソー(戦闘:被ダメ-3)]

●16日目
「なぁアンタ、食糧をやるから、そのチェーンソー、譲ってくれないか?」
突然男に声をかけられた。
扱いづらいのは確かだが、私にとっては唯一の戦闘手段。
「……すまないが、他をあたってくれ」
「ん、そうか。わかった。いきなり声かけて悪かったな。じゃ、アンタも死なないよう頑張れよ!」
男は笑顔で去って行った。
[HP:85/食料:67//同行者・アイテム:安全靴(探索:消費食料-1)/チェーンソー(戦闘:被ダメ-3)]

●17日目
拠点にしていた場所に帰還中、食糧置き場に人影が見えた。
生存者かと思い近付く。
しかしそれは、ゾンビだった。
ゾンビは私に気付き、襲い掛かってきた。
[HP:84/食料:62//同行者・アイテム:安全靴(探索:消費食料-1)/チェーンソー(戦闘:被ダメ-3)]

●18日目
廃屋でやつれた男に銃を突きつけられた。
「お前も俺の食糧を狙っているのか?」
「……まさか。襲う気もないし、食糧を奪う気もない。たまたま立ち寄っただけだ。良ければ一緒に食べないか?」
自分の食糧を差し出し、一緒に食事をとることにした。
[HP:84/食料:61//同行者・アイテム:安全靴(探索:消費食料-1)/チェーンソー(戦闘:被ダメ-3)]

●19日目
廃屋でやつれた男に銃を突きつけられた。
「お前も俺の食糧を狙っているのか?」
「……またあなたか。良ければ一緒に食べないか?」
再び、一緒に食事をとることにした。
[HP:84/食料:60//同行者・アイテム:安全靴(探索:消費食料-1)/チェーンソー(戦闘:被ダメ-3)]

●20日目
汚染されていない綺麗な川を発見した。
命の洗濯とでも言うのだろうか。
[HP:86/食料:60//同行者・アイテム:安全靴(探索:消費食料-1)/チェーンソー(戦闘:被ダメ-3)]

●21日目
廃棄された研究所を探索したが、何も見つからなかった。
[HP:86/食料:59//同行者・アイテム:安全靴(探索:消費食料-1)/チェーンソー(戦闘:被ダメ-3)]

●22日目
口から酸を吐くゾンビたちに遭遇した。
戦おうにも近寄れない。
逃げるのが最良か。
[HP:79/食料:57//同行者・アイテム:安全靴(探索:消費食料-1)/チェーンソー(戦闘:被ダメ-3)]

●23日目
食料庫を発見したが、扉が重く、ひとりでは開きそうにない。
仕方あるまい。
[HP:79/食料:55//同行者・アイテム:安全靴(探索:消費食料-1)/チェーンソー(戦闘:被ダメ-3)]

●24日目
暗い眼をした刹那主義の生存者が、食糧を賭けたゲームを持ちかけた。
頭脳戦は得意分野だ。
私の勝ちだ。
[HP:79/食料:64//同行者・アイテム:安全靴(探索:消費食料-1)/チェーンソー(戦闘:被ダメ-3)]

●25日目
デパートを捜索した。
寝袋や調理キットがあったが、荷物がいっぱいだ。
[HP:79/食料:63//同行者・アイテム:安全靴(探索:消費食料-1)/チェーンソー(戦闘:被ダメ-3)]
posted by ばるく at 16:19| Comment(0) | 創作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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